エンジニアの業務内容や必要な資格、独立のメリット・リスクまで徹底解説!

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エンジニアの業務内容や必要な資格、独立のメリット・リスクまで徹底解説!

2021/08/31

IT業界の発展・拡大に伴って、「エンジニア」という職業の需要が増えてきています。

近年は、小学校の授業にプログラミングが取り入れられ、小学生の将来なりたい職業ランキングにもエンジニアが入っているほど、エンジニア、プログラミングといったキーワードが身近になっています。

エンジニアを目指す人、そして将来フリーランスのエンジニアとして独立を考えている人もいると思います。

今回は、エンジニア志望の人に向けて、エンジニアという職業の詳細や、知識・スキル習得の仕方、独立などについて紹介します。

エンジニアの基本情報

「エンジニア」=プログラミングをする人、というようなイメージが強いですが、そもそも「エンジニア」とはどのような意味で、どのような仕事をする人なのでしょうか。

エンジニアとは?

エンジニアは、英語で「Engineer」と表記し、直訳すると「Engineering(工学)」をする人、すなわち「技術者、工学に長けた人」という意味です。

そのため、特にシステム開発などのプログラミングを行なっている必要はなく、自動車整備なども専門的な技術を身に付けているという点では「エンジニア」です。

近年はIT業界の発展に伴って、特に情報工学やコンピュータ科学に長けている人材も、「エンジニア」と呼ぶことが一般的になっています。

本記事では、システム開発やインターネット関連などIT業界に特化したエンジニアについて解説します。

エンジニアは文系でもできる?その理由は

エンジニアといえば、理系のイメージが強いですが、実は文系出身のITエンジニアも多いです。

文系でもエンジニアになれる理由としては、大きく分けて二つあります。

文系寄りのスキルが必要な場面があるため

文系でもエンジニアになることができる一つ目の理由は、エンジニアでも文章力やコミュニケーション力といった文系寄りのスキルが必要な場面が多くあるためです。

例えば、システムを構築するエンジニアは、現状のシステムのどこに課題があって、どのような機能が必要かを考え、改善するための方法(≒要件)を定義する仕事があります。

実際にシステムを使っている人から課題を引き出すコミュニケーション能力や、それを必要な仕様・機能に落とし込む論理的思考力と文章力が求められます。

そのため、文系出身であっても、コミュニケーション能力や文章力、論理的思考力の高さからエンジニアとして大活躍する人は多いです。

エンジニアの教育環境が揃っているため

文系でもエンジニアになることができる二つ目の理由は、エンジニアの教育環境が揃っているという点です。

十数年前は、エンジニアを目指す人のための教材もなく、お手本となる先輩もいないような状況でした。

これでは、スキル・技術の習得に時間がかかり、エンジニアとして活躍するためには圧倒的な才能やセンスが必要とされたかもしれません。

しかし、エンジニアの需要が高まった昨今では、初心者用の書籍やオンライン教材が非常に充実しており、初心者でも体系的にプログラミングを学べる環境が整っています。

また、新卒採用では、数学的な素養に自信がない人であっても、研修を実施してエンジニアに育てるという企業もあるため、プログミングなどに触れたことがなくても、エンジニアになることは可能です。

エンジニアの種類

エンジニアと一口にいっても、全てのエンジニアが同じようなスキルセットを持っているわけではありません。

それぞれ専門分野があり、必要なスキルも異なります。

ここでは、代表的なエンジニアの種類を紹介します。

アプリケーションエンジニア

アプリケーションエンジニアは、業務系システム・Webサービス・スマートフォンアプリの開発プロジェクトにおいて、システム設計やプログラムの開発、動作テストなどの一連の動きに携わります。

また、開発したアプリのローンチ後、運用や保守も担当します。

アプリケーションあらゆる場面で利用されるので、一般企業だけでなく公的機関など幅広いクライアントとやり取りをすることもあります。

フロントエンドエンジニア

フロントエンドとは、フロント、すなわちユーザーに見える部分を取り扱うエンジニアのことです。

Webサイトの設計や、アプリの設計などを担当しています。

システムを開発する際も、実際にシステムを触る人がどう動かすのかを考えて、UIを実装していきます。

PHPやJavaScriptといったWebに特化したプログラミング言語を取り扱うことが多いです。

バックエンドエンジニア(サーバサイドエンジア)

バックエンドエンジニアとは、Web周りを扱うエンジニアの一つです。

各種サーバーやインフラ部分など、ユーザーがあまり目にする機会のない部分を担当します。

インフラ部分を担当することもあるため、アプリの知識だけではなく、インフラの知識が求められる場合があります。

インフラエンジニア

インフラエンジニアとは、ネットワーク、データベース、サーバーなど、システムの基盤に関わる部分を担当するエンジニアです。

インフラエンジニアは、システムの裏で縁の下の力持ちとして、システムの安定を支えているようなイメージです。

アプリケーションエンジニアとは異なり、ネットワークやデータベース、サーバーといったユーザーから見えない部分を担当しています。

ネットワークエンジニア

ネットワークとは、情報通信の網の目のことを指します。

現代では、目に見えない情報通信がそこら中を飛び交っています。

こうしたネットワーク通信の整備をするのが、ネットワークエンジニアです。

Wi-Fiルーターなど専門的な機材を扱うことも多く、非常に高度な専門知識が求められる仕事です。

サーバーエンジニア

サーバーとは、Webページなどを表示させるのに必要な情報を格納しておく箱のようなもののことです。

Webページを開く際、使っているPCやスマホは、サーバーに「このページを表示させてください」というリクエストを送っています。

リクエストを受け取ったサーバーは、当該ページに必要な情報をPCやスマホに送り返し、その結果Webページが表示されるという仕組みになっています。

このようにサーバーを管理することがサーバーエンジニアの仕事です。

データベースエンジニア

データベースエンジニアとは、オンライン上のデータベースを管理するエンジニアです。

データベースを整理して必要な情報にアクセスできるようにする、データベース内の情報をうまく組み合わせて課題を解決するといった業務がメインです。

セキュリティエンジニア

ネットワークエンジニア、サーバーエンジニア、データベースエンジニアは、それぞれ取り扱う分野の違いで分けられますが、それぞれに共通したセキュリティエンジニアという職種もあります。

セキュリティエンジニアとは、サーバーやデータベース、ネットワークのセキュリティに特化したエンジニアです。

外部からのサイバー攻撃からサーバーやデータベースを守るのが仕事です。

高度なプログラミングスキルを持つハッカーと対峙する場面もあるため、非常に高度なスキルが求められます。

データサイエンティスト

データサイエンティストとは、ビッグデータと呼ばれる膨大な量のデータ群の処理や解析にあたり企業へのビジネスに役立てる役割を担うエンジニアです。

現在の日本では、情報爆発が起きており、あらゆるデータの中から企業やビジネスに役立つ情報を見つけるのが困難な場合に、データサイエンティストが必要になります。

エンジニア 業務内容 資格

エンジニアに必要な資格とメリット

ここでは、エンジニアの技術力を示す資格の種類とそのメリットを紹介します。

資格を取るメリット

エンジニアには、必ずしも資格は必要ありません。

しかし、特に経験の浅いエンジニアが資格を取得できればスキルを証明できるという大きなメリットがあります。

具体的には以下の二つです。

資格取得に向けた勉強自体がスキルアップに繋がる

資格を取るためには、教材を購入し、それに沿って勉強する必要があります。

独学で闇雲に勉強するよりも、資格の内容に沿って勉強を進めた方が効率的に重要なスキル・知識を身につけることができます。

実績を補填する材料になる

特に駆け出しのエンジニアの弱みは、実績が無いことです。

いくらエンジニアになるための勉強をしていても、実績がなければエンジニアとして就職しにくいことや、独立した際に仕事を受注しにくいなどの壁にぶつかることがあります。

一方で資格を取得することで、それを補うこともできます。

資格を持っていることで、客観的にスキルを示すことができるためです。

主なエンジニアの資格

代表的なエンジニアの資格としては、以下のようなものがあります。

いずれも国家資格であるため、転職や独立の際に有利に働く可能性が高いです。(2021年8月時点)

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験とは、エンジニアとして基本的な知識・スキルを保有していることを示す試験です。

比較的難易度は低めなため、経験の浅いエンジニア向きの資格といえます。

※参考:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 基本情報技術者試験ページ

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、文字通りエンジニアとして応用的な知識、スキルを保有していることを示す試験です。

基本情報技術者試験に合格した人で、さらにワンランク上のスキルを証明したい人に適した資格です。

※参考:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 応用情報技術者試験ページ

その他、言語系の試験

その他にも、各言語に認定資格があります。

代表的なものを以下に示します。

  • Python3エンジニア認定基礎試験 
  • Ruby技術者認定試験 
  • Oracle認定Javaプログラマ 
  • PHP技術者認定試験   

これらの資格は、その言語を使って開発することができ、確実に理解があることを示すことができます。

企業はエンジニアに対して「どの言語をどのレベルで扱えるか」を重視しますので、言語の資格を持つことは、案件獲得に向けて武器の1つになります。

フリーランスのエンジニアとして働く人は多いのか

エンジニアとしてスキルを身につけた人の中には、フリーランスとして独立するという選択をする人がいます。

ここではフリーランスエンジニアとして働くメリットやリスクを紹介します。

フリーランスで働くメリット

フリーランスで働くメリットの1つに、労働に関する拘束が緩和され、現在の収入よりも高単価な案件を獲得できる可能性があることがあげられます。

フリーランスで働く場合、案件を取扱っているサイトやエージェントなどを利用して案件を受注することが多いでしょう。

経験が豊富なエンジニアや専門性の高いエンジニアであれば、高単価かつ自分の興味のある案件を受注できる可能性があるため、会社に勤めている時よりも高い満足度を感じながら働くことができ収入を上げることも期待できます。

フリーランスで働くリスク

魅力的に見えるフリーランスという働き方ですが、リスクもあります。

それは、収入が不安定になりやすいことです。

必ずしも常に案件を受注できるとは限らないため、収入の保証がありません。

案件を受注できない月は収入ゼロという可能性もあります。

しかし、工夫や努力次第で、安定して案件を受注することは可能ですので、積極的に活動していればこのリスクは最小限に抑えることはできるでしょう。

まとめ

IT関連の専門的な知識をもつエンジニアは、非常に近年人気で収入も高い職種になっています。

このため、資格などを駆使してエンジニアのスキルを身に付け、フリーランスとして独立する、という働き方も夢ではありません。

一方で、フリーランスエンジニアには、安定して案件を獲得できるかどうかわからないというリスクが伴います。

こうしたリスクを少しでも減らすためには、安定して好条件の案件を扱い、希望や経験に合致する案件を紹介するエージェントに登録しておく方法があります。

i-common tech」は、フリーランスITエンジニア専門のエージェントサービスで、高単価で長期契約可能な良質な案件も多数扱っています。

希望にマッチした案件の紹介や企業との面談前後でのフォロー、必要に応じて契約条件や契約延長の代理交渉なども行います。

そのため、効率的に希望にマッチした案件を獲得する可能性を高めることができます。

フリーランスのエンジニアを目指している人は、ぜひ一度無料会員登録を検討してみてください。

記事監修
パーソルキャリア株式会社 i-common techサービス責任者
荒井 雅人

株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア株式会社)入社後、 人材紹介事業部にてキャリアアドバイザーおよびリクルーティングアドバイザーを歴任。

その後、経営顧問人材による経営支援サービスのi-common立ち上げを行い、2020年よりフリーランスITエンジニア専門エージェント事業のi-common techサービス責任者に着任。