フロントエンドエンジニアとは?年収・スキルや資格、メリットや注意点も解説

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フロントエンドエンジニアとは?年収・スキルや資格、メリットや注意点も解説

2021/05/23

エンジニアとしてキャリアアップを図りたい、未経験からエンジニアを目指したいという人の中で、フロントエンドエンジニアに興味を持ったことがある人は、多いのではないでしょうか。

フロントエンドエンジニアは、比較的新しく誕生した職種であり、近年エキスパート職として注目を集めている職種です。

特に、コーダーやマークアップエンジニアといった業務を行なっている人が、習得する言語を増やしてフロントエンドエンジニアを目指すことも多いです。

今回は、フロントエンドエンジニアの業務内容や平均年収、フロントエンジニアとして働くメリットや注意点などを紹介します。

フロントエンドエンジニアの基本情報

まずは、フロントエンドエンジニアの基本情報を紹介します。

フロントエンドエンジニアとは

フロントエンドエンジニアとは、文字通り、フロントエンドを扱うエンジニアです。

フロントエンドとは、Webブラウザやアプリケーションでユーザーが画面越しに触れる部分のことを指します。

つまり、WebサイトやアプリケーションのUI/UXを設計し、実際に作動するようにするのがフロントエンドエンジニアの仕事です。

一方で、フロントエンドエンジニアと反対の「バックエンドエンジニア」も存在します。

こちらはバックエンド、すなわちユーザーから見えないシステムやデータベースの管理・保守を行うエンジニアです。

フロントエンドエンジニアの具体的な業務内容

フロントエンドエンジニアの仕事は、WebやアプリケーションなどでUIデザイナーが作った仕様をもとに必要な機能を実装し、実際に稼働するようにすることです。

フロントエンドエンジニアとして働く際には、HTMLやCSS、JavaScriptといったプログラミング言語を習得し、それらを使ってプログラミングができる必要があります。

フロントエンドエンジニアとコーダーの違い

コーダーとは、HTMLやCSSを用いてWebサイトをコーディングする職業のことです。

フロントエンドエンジニアと基本的な業務内容は同じですが、フロントエンドエンジニアはJavaScriptなどの言語も用いてより応用的な制作を担うことが可能です。

つまり、コーダーがスキルアップしていくことで、フロントエンドエンジニアになれると言えます。

フロントエンドエンジニアとマークアップエンジニアの違い

フロントエンドエンジニアは、Webサイトの構築の全体を担うため、HTML、CSS、JavaScriptに加え、サーバーやCMSなどのシステム知識にも精通していることが多いです。

一方で、マークアップエンジニアは、Webサイトの構成に特化したエンジニアのことを指し、HTMLやCSSを使ったリッチなデザインが得意である、また、豊富なSEOの知識に基づいたWebサイトの構造化が得意です。

つまり、Webサイトの制作から実際の稼働までワンストップで担うことを得意とするのがフロントエンドエンジニア、一方でWebサイトの制作に特化した技術を持つのがマークアップエンジニアと言えます。

そうはいっても、フロントエンドエンジニアの中でも、マークアップエンジニアと同等のコーディングスキルやSEOの知識を持っている人が多いです。

フロントエンドエンジニアの年収

フロントエンドエンジニアの年収はどの程度なのでしょうか。

転職サービス「doda」の調べによると、フロントエンドエンジニアに近い存在である「Webサービスエンジニア」は、年収419万円です。

年代 平均年収
20代 366万円
30代 486万円
40代 599万円
50代 562万円

年収は経験に比例して上がる傾向があります。

そのため、経験が多いと判断される30代、40代になるにつれて、年収が上がります。

※参考:転職サービス「doda」「平均年収ランキング2020」

フロントエンジニアとして働くメリット

フロントエンドエンジニアとして働くメリット

フロントエンドエンジニアとして働くメリットは、以下の通りです。

最新の技術を身に付けられる

Webサイトやアプリケーションで、ユーザーが触れる部分を構築する際に必要な技術は、日々進化しています。

そのため、最新の技術をキャッチアップしやすいのが、フロントエンドエンジニアとして働くメリットです。

近年ではARやVRの発達からフロントエンドが画期的な進化を遂げており、そうした最新の技術に携わりたいと考えている人には、フロントエンドエンジニアは適した職種だといえます。

企画段階から携われることもある

フロントエンドエンジニアは、Webデザイナーの作成した仕様をもとに実装するというのが基本的な業務内容です。

それだけではなく、デザインの段階からフロントエンドエンジニアが携わり、デザイナーと一緒にどのようなUI/UXにすればユーザーに喜ばれ、かつ実装もしやすいサイトができるか、という議論をすることもあります。

このように、WebサイトやアプリケーションのUI/UXの企画段階から携わることができるのもフロントエンドエンジニアならではのメリットです。

独立すればキャリアアップを図れる

フロントエンドエンジニアは比較的新しい職種であり、かつ最新の技術を身につけている人も多い職種であることから、IT業界を中心に非常に需要が高いです。

そのため、転職や独立を通じて規模の大きいやりがいのある仕事に携わることができる可能性が高く、年収アップも期待できます。

フロントエンドエンジニアとして働く注意点

フロントエンドエンジニアとして働く注意点は、以下の通りです。

あらゆるデバイス・ブラウザの変化に対応する必要がある

フロントエンドエンジニアとして働くメリットである「最新の技術を身につけられる」という点は、変化が大きいということでもあります。

実際に、フロントエンドはブラウザの変化やOSの変化に日々対応しなければならず、最新の情報をキャッチアップし続けなければなりません。

一度確立したノウハウが、数ヶ月後にも通用するとは限らない厳しい世界です。

こうした変化を楽しめる人が、フロントエンドエンジニアに向いていると言えます。

デザイン面でのトレンドにも敏感でなければならない

エンジニアの中には、コーディングは好きであるが、デザインを考えるのは苦手だという人もいます。

しかし、フロントエンドエンジニアの場合、ユーザーが触る部分を手がけるため、どうしてもデザインのトレンドを学んでおく必要があります。

デザイン部分から一緒にWebデザイナーと議論することを楽しめるような素養が要求されます。

フロントエンドエンジニアが持っておきたいスキルや資格

フロントエンドエンジニアを名乗るために必要なスキルは、以下のようなものがあります。

また、エンジニアとして転職・独立する際に、自分のスキルを定量的に示すためにも、資格を取得しておくと役に立つでしょう。

必要なスキル

フロントエンドエンジニアになるためには、以下のスキルを持っておくと良いでしょう。

JavaScript

HTML、CSSの知識に加え、コーダーとフロントエンドエンジニアの差を分ける部分がJavaScriptの知識です。

Webサイト制作にはJavaScriptの知識は欠かせないため、必須で習得しておく必要があります。

CMS

CMSとは、Webサイトのコンテンツを構成するテキストや画像などのパーツを一元的に管理するシステムのことです。

Webサイトの知識がない人でもブログをかけるWordPressなどのサービスが代表的なCMSです。

Webサイトに携わる業種である以上、WordPressやMovableTypeなどのCMSに関する知識は、フロントエンドエンジニアにとって持っておきたいスキルです。

バックエンド言語

フロントエンドエンジニアとしてスキルアップするためには、バックエンド言語に関する知識もあると良いでしょう。

バックエンドに関する知識が薄いと、サーバーサイドエンジニアやシステムエンジニアと深く連携をすることが難しくなってしまいます。

代表的なバックエンド言語としては、JavaやPHP、Rubyなどが挙げられます。

歓迎されるスキル

Webデザイン

フロントエンドに関わる以上、ユーザーの使いやすさを追求するUI/UXに関する知識は大切です。

デザインの知識やトレンド情報についても理解しておく必要があります。

プロジェクトマネージャーなどの経験

フロントエンドエンジニアは、Webアプリケーションの開発に向けて、チームになって動くことも多い職種です。

このため、そのプロジェクトを率いることができるマネージャーは非常に重宝されます。

またマネージャーのポジションでの採用にならなくても、プロジェクトマネージャーの経験があれば、チームビルディング力があると判断されます。

Vue.js

Vue.jsは、ビュージェイエスと呼ばれます。

基本は、クライアントサイドで使われているJavaScriptのフレームワークです。

つまり、画面に映る要素をどのように表示させるかを書いているフレームワークに値します。

個人開発でも簡単に使うことができたり、学習の難易度が高くはなかったりする点から、非常に多くの需要を生み出しています。

取っておきたい資格

フロントエンドエンジニアが取っておきたい資格としては、「基本情報技術者試験」が挙げられます。

資格を取得することで、年収がアップや転職時にアピールできるケースがあります。

また、フリーランスとして活躍する場合も、自分をアピールする利点の一つになるでしょう。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験とは、IT人材として必要なスキルセットが揃っているかどうかを測ることができる試験です。

エンジニアとして働く上では必須の内容となるため、フロントエンドエンジニアに限らず、多くのエンジニアに役立つ試験です。

※参考:独立行政法人 情報処理機構 基本情報技術者試験ページ

その他、言語の資格

また、各言語に関する資格を取ることも効果的です。

フロントエンドエンジニアが使う言語として、HTML、CSS、JavaSriptなどがあります。

これらの言語に関する資格を取得することも効果的です。

言語に関して、体系的な内容や総合的なスキルを問う試験が多く、その言語の総合力を示すことができます。

まとめ

比較的新しい職種であるフロントエンドエンジニアは、最新の技術をキャッチアップし、UI/UXの設計を楽しめる人にとっては、非常にやりがいがある仕事です。

また、市場価値も高く、独立しても高い年収が期待できます。

さらにスキルを習得すれば、フリーランスとして独立することも可能です。

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記事監修
パーソルキャリア株式会社 i-common techサービス責任者
荒井 雅人

株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア株式会社)入社後、 人材紹介事業部にてキャリアアドバイザーおよびリクルーティングアドバイザーを歴任。

その後、経営顧問人材による経営支援サービスのi-common立ち上げを行い、2020年よりフリーランスITエンジニア専門エージェント事業のi-common techサービス責任者に着任。