2024.01.30更新

業務アプリエンジニアにおすすめの資格7選!難易度や必要なスキルも解説

業務系アプリエンジニアとしてキャリアアップを図るために、資格の取得を検討している人も多いのではないでしょうか。

資格を取得することで知識やスキルをアップデートできるだけでなく、実力を客観的な尺度から証明することができるでしょう。

今回の記事では、業務系アプリエンジニアにおすすめの資格や、業務系アプリエンジニアのキャリアアップに必要なスキル、フリーランスとしてのはたらき方について解説します。

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【難易度も解説】業務系アプリエンジニアにおすすめの資格7選

業務系アプリエンジニアとしてスキルアップを目指したい人や、将来のためにITに関する知識を身につけたい人は資格を取得すると良いでしょう。

ここでは、資格の種類や難易度について紹介します。(2023年12月時点情報)

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、情報処理推進機構(以下、IPA)が主催するITエンジニア向けの国家資格です。

転職サービス「doda」が実施した調査によると、アプリケーションエンジニアの11.7%が基本情報技術者試験の資格を保有していることが明らかになりました。

そのため、ITエンジニアをはじめアプリケーションエンジニアとして活躍したい人におすすめの資格といえるでしょう。

2023年11月時点における、基本情報技術者試験の合格率は44.8%となっています。

※参考:転職サービス「doda」 「アプリケーションエンジニアとはどんな職種?仕事内容/給料/転職事情を解説【doda職種図鑑】」
※参考:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 情報処理技術者試験 統計資料
※参考:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 基本情報技術者試験ページ

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験と同じくIPAが実施している国家試験です。

マネジメント系、テクノロジ系、ストラテジ系の3つの分野から問題が出題されます。

転職サービス「doda」の調査では、アプリケーションエンジニアの4.9%が保有している資格であることがわかっています。

基本情報技術者試験よりも難易度が高く、高度IT人材を目指す人に人気のある試験です。

実際に2023年度春期時点における応用情報技術者試験の合格率は27.2%となっており、難易度の高い試験といえるでしょう。

※参考:転職サービス「doda」 「アプリケーションエンジニアとはどんな職種?仕事内容/給料/転職事情を解説【doda職種図鑑】」
※参考:IPA 独立行政法人 情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 統計資料
※参考:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 応用情報技術者試験ページ

アプリケーション技術者認定試験

アプリケーション技術者認定試験とは、一般社団法人 IT職業能力支援機構が主催する資格試験です。

同資格を取得することで、Android™のアプリ開発における技術者としての知識を証明することができます。

同資格のレベルは、基本的な知識が問われる「ベーシック」と、高度なアプリケーションエンジニア向けの「プロフェッショナル」に分かれており難易度が異なります。

※参考:Authorized Certification of Engineer for Android アプリケーション技術者認定試験ページ

Java™プログラミング能力認定試験

Java™プログラミング能力認定試験は、サーティファイ情報処理能力認定委員会が主催する資格試験です。

多くのエンジニアに利用されているプログラミング言語「Java™」の知識を有していることを証明できます。

試験級は1級、2級、3級に分けられており、合格基準はいずれも得点率60%以上です。

2022年度における平均合格率は51.76%です。

3級が基本的な知識が問われるのに対し、1級は実技試験により高度な知識・技術が問われます。

そのため、1級の合格を目指すには十分な勉強時間を確保する必要があります。

スキルアップを目的とした受験では、3級・2級と段階を経た試験の活用が望ましいです。

※参考:C言語プログラミング能力認定試験・Java™プログラミング能力認定試験 試験概要ページ

システムアーキテクト試験(旧:アプリケーションエンジニア試験)

システムアーキテクト試験は、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験の運営元であるIPAが主催する国家試験です。

テクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系の3つの分野から出題されます。

システム開発の上流工程を担うエンジニア向けの試験であり、アーキテクチャ設計やシステム開発に関する知識を有していることを証明できるでしょう。

2023年度春期におけるシステムアーキテクト試験の合格率は15.8%で、難易度が高い試験と言われています。

※参考:IPA 独立行政法人 情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 推移表(平成21年度春期以降)
※参考:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 システムアーキテクト試験ページ

AWS認定資格

AWS認定資格は、Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス)に関する認定試験です。

同資格を取得すれば、AWSを活用してアプリケーション開発などを行うのに必要な知識を証明することができるでしょう。

多くの企業がクラウドにAWSを採用しているため、転職等にも役立つ資格のひとつといえるでしょう。

AWS認定資格は複数のレベルや種類があり、目的に合わせて受験する資格を選択する必要があります。

具体的には、「クラウドプラクティショナー」や「SysOps アドミニストレーター」、「デベロッパー」、「ソリューションアーキテクト」などの試験を受験することが可能です。

レベルや種類によって難易度は異なり、ソリューションアーキテクト(プロフェッショナル)やDevOpsエンジニア(プロフェッショナル)は難易度が高いと言われています。

※参考:AWS認定 AWS クラウドコンピューティング認定プログラムページ

データベーススペシャリスト試験

データベーススペシャリストは、システムアーキテクト試験と同じくIPAが実施する国家試験のひとつです。

出題範囲はテクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系です。

業務系アプリエンジニアの仕事にはデータベースの設計が含まれるため、同資格を取得することで業務に必要な知識やスキルを持っていることをアピールできます。

2022年度秋期におけるデータベーススペシャリスト試験の合格率は17.6%で、難易度が高い試験と言われています。

※参考:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 データベーススペシャリスト試験

関連記事:業務系アプリエンジニアの年収相場は?Web系など他の職種とも比較 
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業務系アプリエンジニアのキャリアアップに必要なスキルは?

それでは、業務系アプリエンジニアとしてキャリアアップを目指すには、どのようなスキルを身につければ良いのでしょうか?

クラウドに関する知識・経験

業務系アプリエンジニアには、クラウドに関する知識・経験が求められるようになってます。

近年はクライアント企業の多くがサーバーからクラウドにシステムを移行するケースが増えているためです。

クラウドに関する知識を身に付けることで、クライアントのニーズに合った対応ができるようになるでしょう。

上記で紹介した資格の中では、「AWS認定資格」の勉強をすることで、クラウドに関する知識を身に付けることができます。

上流工程に関する知識・経験

上流工程に関する知識を持っていることで、業務系アプリエンジニアとして活躍できる可能性が高まるでしょう。

上流工程に関する知識とは、具体的にはシステム開発の要件定義や、概要設計などに関する知識のことです。

業務系アプリエンジニアはクライアント向けに業務効率化等につながるアプリケーションの開発を担いますが、上流工程に関する知識を身に付けることでクライアントの課題解決に貢献できるシステムの設計を行うことができるでしょう。

業務系アプリケーションの開発に関連する言語の知識・経験

業務系アプリケーションの開発に関連する言語の知識・経験も、業務系アプリエンジニアに求められるスキルのひとつです。

業務系アプリケーションとは、顧客管理システムをはじめ、人事に関する労務管理システム、ATMや自動改札機などが含まれます。

こういった業務系アプリケーション開発でよく使われる言語は、「C言語」や「Java」などのプログラミング言語、「JavaScript」や「Perl」、「PHP」などのスクリプト言語などが挙げられます。

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フリーランスとして活躍するという選択肢もある

業務系アプリエンジニアとしてキャリアアップを目指している人は、フリーランスとしてはたらくことも視野に入れてみると良いでしょう。

フリーランスとは、企業に属さず、業務ベースでクライアントと契約を結ぶはたらき方のことです。

一般的な会社員と比較すると自由なはたらき方を実現しやすくなるでしょう。

業務系アプリエンジニアをはじめとしたIT人材への需要は依然として高く、フリーランスとしての案件も豊富です。

中にはフリーランスに転身することで収入アップを実現した人もいるので、これまでの実務経験やスキルを試してみたい人はフリーランスのはたらき方を検討してみましょう。

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まとめ

今回の記事では、業務系アプリエンジニアにおすすめの資格や、業務系アプリエンジニアのキャリアアップに必要なスキル、フリーランスとしてのはたらき方について解説しました。

資格を取得することで、業務系アプリエンジニアとしてキャリアアップや収入アップを目指すことができるでしょう。

収入アップを実現したい人はフリーランスに転身することを検討してみても良いかもしれません。

IT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」では、フリーランスに向けてIT関連の案件を数多く紹介しています。

高単価案件も豊富に掲載されているため、興味のある人はチェックしてみてください。

記事監修

2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。

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