2024.04.12更新

バックエンドエンジニア向け ポートフォリオの参考例や注意点を解説

バックエンドエンジニアとして転職したり、フリーランスとしてクライアントから案件を獲得したりする際にポートフォリオは重要です。

ポートフォリオを作成する際に、ポートフォリオをどのように作成するべきかと悩んでいるバックエンドエンジニアの方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、バックエンドエンジニア向けのポートフォリオの参考例や、ポートフォリオのアイデアが思い浮かばない時の対処法、ポートフォリオを作成する際の注意点、面談をスムーズに進めるために必要な準備を紹介します。

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【バックエンドエンジニア向け】ポートフォリオ(成果物)の参考例

バックエンドエンジニアがポートフォリオを作成する際は、APIを利用するケースが多いようです。

APIとは、「アプリケーション・プログラミング・インターフェース」の略称で、ソフトウェア同士を共有する仕組みを意味します。

以下で、APIを活用したポートフォリオの参考例を紹介します。

架空の商品データのAPIを活用したECサイト

Fake Store APIを活用することで、架空のECサイトなども作成できるので、ポートフォリオ制作に役立ちます。

Fake Store APIとは、実在しない商品が掲載されているストアです。

同サービスは無料で利用可能で、アプリのテストなどを実行できます。

実在しない商品ではあるものの、本格的なデータを利用できたという感想も見受けられました。

Youtuberの検索サイト

最後にご紹介するのは、Heroku(ヘロク)を利用したポートフォリオの参考例です。

Herokuはアプリの構築などを実施できるクラウドプラットフォームです。

このプラットフォームを利用して、Youtuberの検索サイトをポートフォリオとして作成した方も見受けられます。

関連記事:フロントエンドエンジニアにとってのポートフォリオの必要性と作成方法を解説!
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ポートフォリオのアイデアが思い浮かばない時の対処法

ここでは、ポートフォリオのアイデアが思い浮かばない場合の対処法を紹介します。

Qiitaに掲載されている他のエンジニアのアイデアを参考にしてみる

ポートフォリオのアイデアが思い浮かばない人は、Qiitaに掲載されている他のエンジニアのアイデアを参考にしてみるのも良いかもしれません。

Qiita(キータ)とは、Qiita株式会社が運営するコミュニティサービスのことです。

エンジニア関連の知識やノウハウを共有できるプラットフォームで、さまざまな情報を見つけることができます。

Qiita(キータ)では、検索欄からポートフォリオに関する記事や質問を検索できます。

いくつかのWebサービスを実際に利用してみる

ポートフォリオが思い浮かばない人は、いくつかのWebサービスを実際に利用してみても良いかもしれません。

実際にWebサービスを利用してみることで、その体験からポートフォリオにつながるアイデアが生まれる可能性があります。

日常の不満からアイデアを模索してみる

自身が日常生活で不便に感じていることをヒントに、Webサービスを作ってみるのも良いかもしれません。

例えば、カフェが好きですぐに周囲のカフェを網羅的に探したいけれど、そのようなサービスが見当たらないとします。

これをヒントにすれば、周囲のカフェをすぐに探せるWebアプリのようなものがあればよいということに気づけます。

自身が不便に感じていたことを参考にすれば、ポートフォリオのためのアイデアを見つけることができるかもしれません。

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バックエンドエンジニアがポートフォリオを作成する際の注意点

ここでは、バックエンドエンジニアがポートフォリオを作成する際の注意点を紹介します。

ポートフォリオの見た目にこだわり過ぎない

ポートフォリオを作成する際は、ポートフォリオの見た目にこだわり過ぎないことが重要でしょう。

見た目にこだわりすぎてしまい、要点が伝わりづらかったり、内容が希薄になってしまったりする可能性があります。

バックエンドエンジニアは特にシステムの裏側部分に関わるので、見た目ばかりに注力し過ぎないように注意が必要でしょう。

機能を充実することに注力する

バックエンドエンジニアのポートフォリオにおいては、機能を充実させることを意識しましょう。

具体的には、会員機能やCRUD機能、画像登録などの機能が挙げられます。

こういった機能を充実させることで、基本的なスキルを持っていることをアピールできるでしょう。

他にも、オリジナリティのある機能を追加することで、他の候補者と差異化を図ることができるかもしれません。

作り始める前に完成物の要件定義を明確にする

ポートフォリオを作り始める前に完成物の要件定義を明確にすると良いでしょう。

要件定義とは、システムの目的やシステムの必要性、分析、実装する機能などをまとめたものです。

完成物の要件定義が明確になっていないと、不要な機能を開発してしまったり、逆に必要な機能が足りなくなったりする可能性があります。

実務経験と紐づく機能を盛り込む

ポートフォリオを作成するにあたって、実務経験と紐づく機能を盛り込むことをおすすめします。

実務経験と関連性の高い機能であれば、面談などで自身の知識やスキルをアピールできるためです。

実務経験に関して話を膨らませられるので、面談の相手も実績や経験などを理解しやすくなるでしょう。

各機能のテストを入念に行う

ポートフォリオを提出する前に、各機能のテストを入念に行うことが重要です。

完成後にバグが出てしまうと、実力やスキルが疑われてしまうかもしれません。

そのため、ポートフォリオが完成した後は、何度かテストを実施できるように時間に余裕を持って取り掛かると良いでしょう。

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【ポートフォリオ以外も重要】面談をスムーズに進めるために必要な準備

ポートフォリオだけでなく、ポートフォリオ以外の準備も忘れないように行う必要があります。

ここでは、面談をスムーズに進めるために必要な準備を紹介します。

経験・スキルの棚卸しをする

企業との面談に備えて、まずは経験・スキルの棚卸しをすると良いでしょう。

経験・スキルの棚卸しとは、これまでの経験やスキルを振り返り、整理してまとめることです。

自分がこれまでにどのような経験をしてきたか、どのようなスキルを持っているかを客観的に把握できていないと、面談の相手に上手く伝えることができません。

具体的には、キャリアシートなどを作成して、視覚的に情報を整理することをおすすめします。

過去の経験から自身の強みを明確にする

面談を受けるにあたって、過去の経験から自身の強みを明確にすることも重要でしょう。

面談ではよく「あなたの強みは何ですか?」「あなたの長所を教えてください」といった質問をされることがあります。

こういった質問に対して、バックエンドエンジニアとしての経験を交えながら回答するためには、過去の経験から自身の強みを明確にする必要があります。

これまでに関わったプロジェクトや制作物などを振り返って、自分の強みを洗い出しましょう。

強みの証明となるエピソードを整理する

先ほど、過去の経験から自身の強みを明確にすることが重要と説明しましたが、この強みを証明するためのエピソードを整理することも大切です。

「自身の強みはコミュニケーション能力です」とだけ回答しても、面談の相手は具体的にイメージすることができません。

例えば、「チームでプロジェクトを進める上で、相手にわかりやすいように話すことを心掛けた」などとエピソードを加えるだけで具体性が増します。

こういったエピソードを事前に整理しておけば、面談の相手の質問にもスムーズに回答できるでしょう。

質問される内容を事前に予測し考えておく

面談が不安という方は、質問される内容を事前に予測し考えておくと良いでしょう。

面談で質問される内容は企業によって変わりますが、志望動機や強みなどの質問は聞かれることが多い傾向にあります。

こういった基礎的な質問には最低限解答できるように、答えを準備しておくことをおすすめします。

整理した内容を声に出して反復練習する

面談で上手く回答するために整理した内容を声に出して反復練習してみても良いかもしれません。

実際に声に出してみることで、相手に伝わりづらい点を発見できたり、本番で緊張しないための練習になったりします。

周りに面談の相手役を頼んで、実際に面談をシュミレーションしてみるのも良いでしょう。

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フリーランスとしてはたらく選択肢もある

バックエンドエンジニアとして就職・転職する以外にも、フリーランスとしてはたらく選択肢もあります。

フリーランスは、業務やプロジェクトベースでクライアント企業と契約を結ぶはたらき方です。

常駐タイプやフルリモートタイプなど、フリーランスにはさまざまなはたらき方がありますが、比較的融通の利くはたらき方を実現できます。

さらに、高単価の案件を獲得できれば、年収アップを目指せるかもしれません。

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まとめ

今回の記事では、バックエンドエンジニア向けポートフォリオの参考例や、ポートフォリオのアイデアが思い浮かばない時の対処法、ポートフォリオを作成する際の注意点、面談をスムーズに進めるために必要な準備を紹介しました。

ポートフォリオは、バックエンドエンジニアとして転職したり、フリーランスとしてクライアントから案件を獲得したりするために重要な役割を担います。

なお、フリーランスの案件を効率的に探したい人には、IT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」がおすすめです。

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記事監修

2006年に株式会社インテリジェンス(パーソルキャリア株式会社)へに入社。 アルバイト領域の法人営業や新規求人広告サービスの立ち上げ、転職サービス「doda」の求人広告営業のゼネラルマネジャーを歴任。 2021年11月からIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech」に携わり、現在サービス責任者を務める。 「一人ひとりが求めるはたらき方や案件との出会いを増やし、キャリアをデザインできるインフラを提供する」ことを自らのミッションとして掲げ、サービス運営を行う。

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