エンジニアの単価相場は?言語別・職種別単価相場や単価を上げる方法を紹介

コラムCOLUMN

エンジニアの単価相場は?言語別・職種別単価相場や単価を上げる方法を紹介

2021/07/01

フリーランスとして働く際、働き方はもちろん「収入がどれだけ得られるのか気になる」という人は多いでしょう。

結論からいうと、エンジニアの単価は他の職業と比較しても高く、会社員として働くよりも収入アップが見込める可能性があります。

この記事では、実際にエンジニアの単価の相場について、プログラミング言語別・職種別に解説をしていきます。

また、単価を上げる方法についても紹介しているため、これからフリーランスのエンジニアを目指す人はもちろん、すでにフリーランスとして働いている人も収入アップの参考にしてみてください。

言語別エンジニアの月単価相場

ここでは言語別でエンジニアの平均月額報酬(自社調べ)※2021年6月現在を紹介します。扱う言語の難易度や需要によっても単価の相場は異なります。

  • C#:77.5万円
  • Go:90万円
  • Java:80.5万円
  • JavaScript:86.7万円
  • Kotlin:89.7万円
  • Objective-C:75万円
  • PHP:79.7万円
  • Python:87.5万円
  • Ruby:94.4万円
  • Swift:81.7万円
  • TypeScript:91.9万円

C#:77.5万円

デスクトップアプリケーション、Webアプリケーション、スマホアプリケーションなど、アプリケーション開発をはじめ、VR・MRやゲームなどの開発にも使用されているC#の平均月額報酬は、77.5万円です。

C#は、マルチプラットフォーム.NET Frameworkをはじめ、.NET Core、Monoなどのプラットフォームを用意することで、使用する端末に依存せずにさまざまな環境で開発が可能なため、幅広い分野で使用されています。需要が高い言語であるといえるでしょう。

Go:90万円

プログラミング言語の中でも、比較的単価が高いといわれているGoの平均月額報酬は89.9万円です。Goは、Googleが開発したプログラミング言語であり、シンプルでスケーラビリティが高くWebサーバーの構築やアプリケーションの開発をすることができます。

実用的な言語であることから大手企業でも多く採用されており、世界的に需要が高いサービスでも使用されているため、将来性も高いといえるでしょう。

Java:80.5万円

エンジニアではない人でも、その名を知っている有名なプログラミング言語であるJavaの平均月額報酬は80.5万円です。

Java は、WebアプリケーションやAndroidアプリケーション、IoTや業務系システムの開発など、さまざまな分野で使用されている言語で汎用性や需要が非常に高いという特徴があります。

前述したC#の文法に近いため、併せて習得をしておくと参画できるプロジェクトの選択肢も広がり、安定した収入を得ることができるでしょう。

JavaScript:86.7万円

Webページに動きを与える、また、Webページ上にアプリケーションを作成することができるJavaScriptの平均月額報酬は86.7万円です。

企業のホームページはもちろん、商品やサービスにもWebページが存在する現代において、Web制作は必須といっても過言ではないため、需要や将来性が高い言語であるといえます。

副業でもWebページの改修案件は豊富なため、実務経験がない人はフリーランスになる前に副業から実績を作ることもおすすめです。

Kotlin:89.7万円

スマートフォンのアプリケーション開発で、バックエンド言語として使用されるKotlinの平均月額報酬は89.7万円です。

Androidのアプリケーション開発で使用されることが多く、今後も進化していくスマートフォンを支えるといった背景からも、その将来性の高さがうかがえます。

JVMというJavaコードを安全かつ簡潔にプログラミングするための仮想マシンの開発言語であるため、Kotlinを習得する際にはJavaも併せて身に付けるようにすると良いでしょう。

Objective-C:75万円

iOSアプリケーションの開発で使用されているObjective-Cの平均月額報酬は75万円です。

AppleがObjective-CからSwiftへ置き換えていることから、他言語と比べて相場は低めですが、案件の募集要項に「SwiftもしくはObjective-Cでの開発経験」という形で求められることもあるため、後述するSwiftへシフトを検討している人は、実務経験を積んでおくとスムーズにキャリアアップできる可能性が高まります。

PHP:79.7万円

Webサイトやコンテンツ管理システムの作成に使用されるPHPの平均月額報酬は79.7万円です。

PHPではオンラインショップ機能を搭載したWebページを作成することができるため、昨今の外出自粛により実店舗からオンラインショップの開設を進める企業も多く、需要が高い言語です。

身に付けておくと、フリーランスの活動に役立つ自身のホームページ制作やWebライターや広告収入などの副業にも役立てることが可能でしょう。

Python:87.5万円

アプリケーションや人工知能、ブロックチェーンなど、さまざまな開発の場で使用されているPythonの平均月額報酬は87.5万円です。

特に人工知能(AI)は、自動車の自動運転や検索エンジンなど多くのシーンで使用されており、将来性が非常に高い言語でもあります。

また、WebアプリケーションもPythonで作られているものが多いため、Webアプリケーションエンジニアを目指したい人にもおすすめです。

Ruby:94.4万円

WebアプリケーションやSNS、スマートフォンアプリケーションなどの開発に使用されているRubyの平均月額報酬は94.4万円です。

ライブラリも豊富であることから汎用性が非常に高く、Rubyを習得すると幅広い分野での開発ができるようになります。

人工知能(AI)の作成には先に紹介したPythonが使用されていますが、RubyとPythonをブリッジするPyCallを利用することで、Rubyでも人工知能の開発をすることが可能になります。

Swift:81.7万円

先ほど紹介したObjective-Cに代わり、iOSアプリケーションの開発に使用されているSwiftの平均月額報酬は81.7万円です。

Androidアプリケーションの開発には使用することができませんが、2021年1月時点の日本国内のスマートフォン端末の利用率はAndroidが約43%、iOS端末が約57%となっております。

このことから分かるように、Swiftは約6割の利用者に向けてアプリケーション開発を行うことができるため、需要が高い言語であるといえるでしょう。

※参考:bit Wave(5月21日「iPhoneシェア率が異常!世界と逆をいく日本のスマホ市場【2021年5月】」

TypeScript:91.9万円

Microsoftが開発・提供しているプログラミング言語であるTypeScriptの平均月額報酬は91.9万円です。

Web制作に必須であるJavaScriptですが、TypeScriptはJavaScriptよりも効率的に開発することができ、コンパイルすることでJavaScriptを生成することができることから「次世代JavaScript」とも呼ばれています。

世界的企業でも使用されていることから、今後の発展や将来性の高さを見込むことができます。

職種別エンジニアの月単価相場

職種別エンジニアの月単価相場

ここまで扱う言語ごとの相場について紹介をしてきましたが、職種によっても単価相場が異なります。ここではエンジニアが就く職種における月単価相場について紹介をしていきます。

プロジェクトマネージャー

PMとも呼ばれるプロジェクトマネージャーは、その名の通りプロジェクトの企画や予算割り、スケジュール管理や人材配置を行う職種です。

その責任の高さや求められる能力の高さから、上級業務になると月単価相場も100万円を超え、年収1000万円を目指すこともできます。

プロジェクトマネージャーの実務経験は、エンジニアだけではなく他の業種においても重宝されるため、スキルの習得や実務経験を積んでおくと役立ちます。

  • 初級業務(プロジェクトマネジメントアドミニストレーション):70万円
  • 中級業務(リソースマネジメント):86万円
  • 上級業務(プロジェクトマネジメント):132万円

ITアーキテクト

聞きなれない人もいるかもしれませんが、ITアーキテクトという職種は、企業経営における最適なシステムの企画や立案するための職種です。

企画や立案をするため、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力はもちろん、システムの仕様や要件定義についての検討、運用や保守要件まで提示することが仕事内容であるため、高い能力が求められます。

その分単価相場も高く、初級業務で71万円、上級業務で100万円以上が月単価相場となっています。

  • 初級業務(アプリケーション運用保守):71万円
  • 中級業務(テスト設計):92万円
  • 上級業務(インフラ設計):106万円

システム運用

システム運用は、文字通りシステムを運用することを仕事内容とする職種です。

運用方法が決まっている場合には、そのルールに沿って作業をするだけのため、比較的ロースキルでも参画することができますが、運用方法や保守要件を作成するような上級業務の場合には、システムに対する理解やスキルが求められるため、単価相場も高くなります。

  • 初級業務(システムオペレーション):48万円
  • 上級業務(運⽤マネジメント):93万円

ソフトウェア開発

ソフトウェア開発は、要件定義に沿ってプログラミングをする業務と、開発したシステムが正しく動作するか確認をするテスティング業務があります。

プログラミングを業務内容とする場合、使用する言語や習得度によって単価が変動しますが、テスティング業務の場合には、テスト要件に沿って確認していくため、ロースキルでもプロジェクトに参加することが可能です。

そのため、比較的単価の安いテスティング業務ですが、テスト仕様書や手順の作成、スケジュール管理を行うなどの業務が発生することもあり、これらを担当する場合には単価アップも期待できます。

  • 初級業務(テスティング):47万円
  • 上級業務(プログラミング):73万円

※参考:ニアショア機構「エンジニア単価情報2021年版レポート」

フリーランスのエンジニアが単価を上げる方法

ここまでフリーランスエンジニアの扱う言語や職種による相場を紹介してきましたが、あくまで相場であり、必ずしも高単価で案件に参画できるとは限りません。そこで、こちらではフリーランスエンジニアが単価を上げるための方法を3つ紹介していきます。

需要の高いプログラミング言語を習得する

先に紹介したように、扱うプログラミング言語の需要の高さとエンジニアの単価は比例している傾向にあります。

そのため、Objective-Cのように、別の言語に置き換わってしまっているものは単価が低く、PythonやTypeScriptのような将来性がある言語は高単価となっています。今後を見通しながら言語を習得していくことがポイントといえるでしょう。

資格を取得する

エンジニアはその専門性の高さから、実務経験や実績が評価されます。そのため、資格を取得しておくと、知識やスキルを可視化することができるため、案件参画時にアピールすることができます。

知識やスキルの裏付けにもなるため、後述する単価交渉の場でも役立てることが可能です。

対応できる業務の幅を広げる

プログラミングなどの下流工程のみならず、要件定義などの上流工程やインフラ、クラウドなども対応できるようになると単価も上がりやすくなります

専門性の高い領域が広くて経験も豊富であればあるほど、様々な業務を任せることができると考えられ、必要とされる可能性も高まります。

単価交渉をする

フリーランスの場合、会社員と異なり、案件を獲得しなければ収入を得ることができません。

そのため、案件を獲得しようと躍起になると、クライアントから提示された単価をそのままで受けてしまいがちです。

なかなか人が集まらない案件や業務の幅を広げることを交渉材料にするなど、それぞれの状況に応じて交渉を行い、提示単価よりも高い単価で案件に参加することもできます。

エージェントを利用する

案件獲得のための営業活動や単価アップの契約条件の交渉などに自信がない人は、エージェントを利用することをおすすめします。

エージェント利用と聞くと有料であるとイメージされがちですが、基本的にエージェントの利用者は無料でサービスを受けられるものが多いです。

まとめ

他のフリーランスよりも比較的高い単価で働くことができるエンジニアですが、この記事でも紹介してきたように、エンジニアの単価の相場は、扱うプログラミング言語の需要の高さや職種によって異なります

「需要の高い言語を勉強したいけど営業活動もしなければならない」「勉強する時間が確保できない」という悩みを抱えている人も多くいるでしょう。

そのような悩みを抱えている人におすすめなのが、エージェントを利用することです。エージェントを利用すると、手間や時間のかかる営業活動が短縮でき、単価交渉も代理で行ってくれます。

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